臨床データが示すBOSTONの育毛効果

先日、BOSTONの販売元であるエスロッソさんにお伺いした時の話。

衝撃の事実を知らされました。

え!!?

BOSTONって臨床試験のデータがあるんですか!!???

 

そう実はBOSTONは既に臨床試験が行われそのデータが論文として公表されているのです。

で、実際にBOSTONのデータが載っている論文がコレです。

エスロッソさんを訪問した際にコピーをいただいてきました。

著作権的に載せていいのかどうか微妙なところですが、写真だしちょっとボケてるので大丈夫でしょう(多分)

 

BOSTONって何?って方はこちら

育毛サプリBOSTON

 

BOSTONの臨床試験データ

こちらが写真。

BOSTON臨床データ

BOSTON臨床データ

ちゃんとBOSTONの名前が入っています。

BOSTON臨床データ

BOSTON臨床データ

書いてあることを簡単にまとめると。

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10名の被験者にノコギリヤシ含有サプリメント(BOSTON)を5週間継続して摂取してもらった。

摂取前、摂取後で頭皮および頭髪の状態を検査した。

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その結果。

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1.頭皮の毛穴の状態について有意な改善が見られた

2.毛髪の太さについて有意な改善が見られた

3.被験者自身の主観評価で「洗髪時の抜け毛」において有意な改善が見られた

4.被験者自身の主観評価で「髪の手触り感」「髪のセット」において改善傾向が見られた

5.有害な現象は観察されなかった

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「有意な」という言葉は統計学を勉強したことのない人にとっては、聞きなれないと思うので簡単に説明しておきます。

「有意な」というのは、「確率的に偶然とは考えにくい」という意味で、

例えば、上の2で「毛髪の太さについて有意な改善が見られた」と書いていますが、これは噛み砕いて言うと

「10人の被験者全員が単なる偶然で、これだけ毛が太くなることは確率的に考えられないので、毛が太くなったのはBOSTONを摂取したことが原因だよね」

という感じになります。

 

まぁ、面倒な言い回しではありますが、要は「有意な改善が見られた」ということは「サプリの効果が改善があった(可能性が高い)」ということです。

この試験では、プラセボ(有効成分の入っていないニセのサプリ)を使った比較調査をしていないので、厳密な意味で効果があるということはできません。

もしかすると、みんなただ単に思い込が原因で(プラシーボ効果で)効果が出ているだけかもしれないので。

※プラセボって何?という方はこちらの記事で詳しく書いています

プラセボと二重盲検試験

 

しかし、それがプラシーボ効果かどうかを置いておいても、このデータからBOSTON自体に効果があることはほぼ間違いないわけです。

育毛サプリというジャンルで、臨床試験レベルで効果を証明しているサプリって他にはないです(多分)。

 

加えて、個人的には、これはプラシーボ効果ではなくサプリの効果で改善していると考えています。

というのも、実はノコギリヤシ自体に薄毛の改善効果があることが、臨床試験レベルでかなりわかってきているからです。

例えばこの論文など。

”Comparitive effectiveness of finasteride vs Serenoa repens in male androgenetic alopecia: a two-year study.”

この論文の結果なども考えると、ノコギリヤシを配合しているBOSTONには「薄毛の改善効果がある」とハッキリ言い切って良いのではないか、と。

 

天然成分による薄毛治療があまり発展しない理由

僕もこのブログを始めた当初は「医薬品使うのが一番いいに決まってるだろ」と考えていたんですが、現在はかなり天然成分による薄毛治療に興味を持っています。

以前は、天然成分なんてどうせ気休め程度の効果しかないだろ・・・( `д´) ケッ!

と思っていたんですが、どうやらそうとも限らない。

これはBOSTONやノコギリヤシの臨床データからも明らかです。

天然成分でも確かに効果のあるものはあります。

 

これは薄毛治療に限らないんですが、天然成分の効果って実はあまり調べられていない事が多いです。

なぜかというと、天然成分はたとえ効果があるとわかっても企業が儲からないからなんですよね。

天然成分を特許で保護することが出来ないので(^_^;)

 

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例えば、ある企業が、画期的な発毛効果のある植物を発見したとします。

じゃあ、発毛効果があることを臨床試験で示そうじゃないか、となって臨床試験を行いました。

で、試験の結果、めでたくその植物を配合した育毛剤に発毛効果が認められました。

臨床試験で発毛効果があることがわかっているので、医薬品として「発毛効果」を謳うことができます。

発毛効果を謳えるその育毛剤は爆発的に売れました。

 

が、しかし、天然成分であるその植物を特許で保護することは出来ません。

当然、競合他社がその成分を使用した育毛剤を作ります。

そうなると、売上はガタ落ちします。

 

さらに、医薬品として認可を受けるための臨床試験にはとてつもない(数十億円の)コストがかかります。

競合がすぐに同じ成分を配合した育毛剤を出してきたために、その会社は臨床試験にかかったコストを回収できずに、倒産してしまいました。

(ちゃんちゃん)

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と、こんな感じに、下手に天然成分の臨床試験なんかやってしまうと会社が潰れます(;´∀`)

そんな理由があり、商売的な意味で天然成分の効果のエビデンス(科学的根拠)を取るのは難しかったわけです。

 

天然成分を見直す動き

ですが、最近は天然成分の健康効果について見なおそう、という動きがあって、医薬品じゃないやつについても、ちゃんとエビデンスをとっていこうぜ、という流れになっています。

サプリなどの健康食品に関しても、「エビデンスのあるものについては効果効能を表示してもいいことにしよう」ってことに法律が変わりそうです。

 

現行の法律では「エビデンスがあってもなくても、健康食品(サプリ)では効果を表示することができません」

なので、どこも効果がありそうな雰囲気を匂わせようと必死になって宣伝しているわけです(^_^;)

 

でも、これって、エビデンスが全くない商品でも効果を匂わせることができるってことですよね?

なので、全く効かない詐欺商品であっても、実際に効く(そしてその証拠のデータが有る)商品でも結局、同じルールの元で宣伝しないといけないので、消費者側からするとどの商品が効果的なのかわからない。

消費者的にはその商品が効くのか効かないのか、買ってみないとわからないということになります。

それって、消費者にとってデメリットなんじゃないの?という議論もあって、これから法改正があるようです。

 

天然成分の問題点

天然成分の場合、同じ成分が配合されていたとしても、その品質が違うと効果が変わってくるという問題もあります。

例えば、同じノコギリヤシが配合されていたとしても、ノコギリヤシの産地や精製方法によって効果が変わって来てしまいます

植物の場合、育つ土壌などで含まれる成分が変わってくるので。

そういう意味では天然成分は医薬品よりも効果が保証しづらい面もあります。

 

なので、法律が変わったあとも、成分ごとに効果の表示が認められるわけではなく、あくまで製品ごとに効果の表示が認められる形になると思います。

ノコギリヤシを配合したサプリに育毛効果の表示が認められるわけではなく、あくまで製品ごとに認められる、ということです。

(もちろん、同じ製品であっても、配合成分の仕入先を替えたりしたら効果が変わってくる可能性もありますが)

 

まとめ

で、今回の話をまとめると。

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BOSTONについて臨床データが発表されていて、育毛に関して効果があるのは間違いないっぽい

今後は天然成分メインの健康食品に関してもエビデンスが重視されることになりそう

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長々と書いてきましたが、このあたりがポイントであったかと。

BOSTON以外にここまでしっかりしたデータを出してきているサプリがないことを考えると、信頼性という意味では明らかにBOSTONが一番高いです。

 

BOSTONに関しては、ああ、ここまでハッキリ効果あったんだ、っていうのに驚いてる部分もあります。

いやー、最初に選んだサプリがBOSTONで良かった(笑)

僕自身、科学的なデータのないものは基本的に信用しないので(;´∀`)

 

AGA治療を始めた当時はBOSTONも含め臨床データを出しているところは一つもなかったので配合成分とにらめっこしたり、販売元に電話したりして情報を収集するしかなかったんですよね。

これからはこうやって臨床データを公開していくのが主流の流れになっていってくれれば、僕ら消費者としても製品を選ぶときの判断基準がわかりやすくなるので、ぜひ、そうなってほしいものです。

 

 

法律については僕自身もわかんない部分が多くて、もしかすると間違っている部分もあるかもしれません。

何か間違いがあったらコメントなどで教えてもらえれば幸いです。

あと、よくわからない部分があったら遠慮なくコメント欄に書き込んでみてください。

調査可能限り調べてみます。

 

ではではノシ