ミノキシジルは長期使用で耐性ができる!?データと体験談から徹底解説

どうも、若ハゲ番長です。

ネットでは

「ミノキシジル  を使い続けていると、体に薬への耐性ができて、効果が薄れてくる」

という噂がまことしやかにささやかれていますが、果たして本当なのでしょうか?

今回はミノキシジルに耐性ができるのかどうかを、データや僕自身の体験を元に徹底検証していきます。

ぜひ、参考にしてみてください( ´∀`)bグッ!

 

ミノキシジル耐性

 

ミノキシジルに耐性は存在するのか?

結論から言ってしまうと、”おそらく”ミノキシジルに耐性は存在しないだろう

というのが僕の考えです。

 

”おそらく”とぼんやりした言い方になってるのは、ミノキシジルの耐性に関しての科学的なデータがないからです(;´∀`)

しかし、読者の中には

「ミノタブを10年以上飲んでいるが、まったく毛量が減ったということはない」

という人が何人もいます。

僕自身もかれこれ4年以上ミノキシジルを内服・外用両方使い続けていますが、特に耐性で効かなくなったということはないです。

そういう口コミと僕自身の体験を総合して、おそらくミノキシジルに耐性はないだろうと判断しています。

 

でも、

「ミノキシジル使ってても髪が薄くなってきたんだけど・・・」

という方もいると思います。

そういったことが起こる原因についてもまた後で解説します。

まず、ミノキシジルは塗る外用タイプと飲む内服タイプ(ミノキシジルタブレット)があるので、それぞれに分けて解説していきます。

 

ミノタブ(内服)の耐性は?

まず内服のミノキシジルであるミノキシジルタブレット(ミノタブ)の耐性についてですが、

まず、ミノタブはそもそも”育毛剤”ではないです。

高血圧の治療薬としては認可されていますが、脱毛症の治療薬としてミノキシジルタブレットを認可している国は一つもありません。

僕らが勝手に育毛・発毛目的で使っているだけなんですね(;´∀`)

 

なので、ミノキシジルタブレットの発毛効果に関する臨床データなどはありません。

効果については、僕自身の体感や実際に使った人の口コミ、クリニックが出しているデータなどから、現在存在する育毛剤(AGA治療薬)の中で最強であることは疑いようが無いと思います。

ただ、詳しいデータが無いために(科学的には)耐性が存在するかどうかはわかりません

おそらく今後も育毛剤として認可されることはなさそうな雰囲気なので、永遠にミノタブの耐性ありなしが科学的にはっきりすることはないと思われます。

 

つまり、外用タイプにしても内服タイプにしても、現在のところ科学的には耐性が確認されていないし、飲み続けて効果が持続している人もたくさんいる。

ので、

おそらく耐性は存在しないだろう

というのが現在のところの結論になります。

 

ちなみにフィナステリド(プロペシア)の耐性については、10年継続した場合の臨床データが出ており、耐性のようなものは存在しないことが確認されています。

フィナステリドの耐性は嘘?10年継続使用した結果は!?

 

番長の耐性(?)体験談

が、しかし、

「ミノタブ飲んでるけど、髪が薄くなって来たんだけど・・・」

という相談もブログには多く寄せられます。

実は僕自身、ミノタブを飲んでいる最中に髪が薄くなったことがあります。

2017年の春~初夏にかけてです。

 

さすがに僕もこの時は「もしかして耐性!??」と疑ったりしたんですが・・・

その後、ミノタブに関しては変わらず飲み続け、成長因子系の育毛剤を追加したところ復活したので、おそらくミノタブは関係なかったものと考えています。

つまり、耐性ではなく他の要因で薄くなっていただけということです。

 

その時の詳細な状況はこちらの記事に書いてます。

AGA治療1437日目 治療3年11ヶ月目の経過写真・ハゲました

 

もしかすると耐性ができていたという可能性も10%くらいあると思うんですが、おそらくは

ミノキシジルは基本的に攻めの薬で、防御力が低いんじゃないか

ということです。

つまり髪を生やす力は非常に強いものの、髪を維持する力はそこまでないのではないかと。

 

特に僕の場合、春先~初夏にかけてが髪が薄くなりやすい季節です。

(個人差はありますが、このように抜け毛が増えやすい・薄毛が進行しやすい季節というのはあります)

薄くなったときはフィナステリドは飲んでいませんでした。

こういう他の要因に頭皮が晒されたときに、ミノタブ単独だと防御力が低いために薄くなりやすいのではないかと言うことですね。

番長
髪を維持する効果に関してはフィナステリドが一番間違いないです。

 

リアップの耐性について、大正製薬の見解

リアップパッケージボトル最後に塗るタイプの外用ミノキシジルの耐性に関してですが、ミノキシジル配合の育毛剤(発毛剤)で一番有名なのはリアップだと思います。

で、リアップを製造販売している大正製薬によると、

リアップに長期使用による耐性は確認していない

とのことでした。

まぁ、エビデンスがないのであれば、売ってる側の大正製薬はそう言うと思いますが(;´∀`)

しかし、やはり塗るタイプのミノキシジルについても、耐性のようなものは(科学的には)確認されていないようです。

 

 

まとめ:耐性は(90%)存在しない

まとめると

[deco_bg image=”marker-p” width=””]

ミノキシジルの耐性については科学的には確認されておらず、おそらく(9割方)存在しない
一部の人が耐性ができたと感じてしまうのは、他の要因で薄くなっているのを勘違いしているため

[/deco_bg]

という感じですね

 

ミノキシジルにしても、フィナステリドにしても耐性ができるのでは?ということがよく言われるんですが、

[deco_bg image=”marker-p” width=””]季節性の抜け毛
健常状態の悪化による脱毛
加齢による薄毛の進行[/deco_bg]

などの原因で薄くなっているのではないかと、僕は考えています。

多くの人が「耐性?」と勘違いするメカニズムについてはこちらの記事で詳しく解説しています。

ミノフィナは耐性で効かなくなるのか?

 

「ミノタブに耐性ができたら、2,3ヶ月断薬してから、再度使い始めると耐性が抜けて効果が復活する」としているサイトもありますが、

おそらく耐性ではなく他の要因で薄くなっている可能性が高いので、断薬はその間に薄毛が進行してしまうリスクが高いと僕は思います。

ただ、どうしても「自分はミノキシジルに耐性ができている」と感じる人は、ハゲるのを覚悟の上で一旦断薬してから復活させてみて、実際に髪が復活するかどうかを試してみるのはありかもしれません。僕もミノキシジルに耐性がないと断言はできないので。

 

以上、今回はミノキシジルの耐性について解説してきました。

参考になれば幸いです(*´ω`*)

 

 

記事中で紹介した記事はをまとめておきますので、こちらもぜひチェックしてみてください( ´∀`)bグッ!