どうも、若ハゲ番長です。
今回は薄毛の原因について迫ってみようと思います。
[deco_bg image=”marker-p” width=””]薄毛の原因は毛穴の皮脂にあるんです!
ハゲるかどうかはすべて遺伝で決まっています!
あなたの髪が薄いのはシャンプーが悪いからです![/deco_bg]
とかとか、薄毛の原因を1つに特定するような言い方をした方が、わかりやすくて一般受けするんですが、残念ながらそれは嘘です。
前々から言っていますが、薄毛の原因を一つに特定することは非常に難しいです。
現実世界というものは、そんな単純にできていません。
一つの原因だけで髪が薄くなっているケースはほとんどなく、たいていは
いくつかの原因が重なり合って
薄毛は起こっています。
しかし、複雑なんで分かりません、で終わってしまってはあまりにアレなので、今回は薄毛の原因となっている可能性が高いものをランキングにしてみました。
ぜひ、参考にしてみてください( ´∀`)bグッ!
薄毛の原因になりうる要素は無限にある
まず、僕がぱっと思いつく、薄毛(AGA)の原因を挙げてみます。
頑張ってスクロールしてください(笑)
[deco_bg image=”marker-p” width=””]・遺伝的な要素(=毛母細胞の男性ホルモン感受性)
・男性ホルモン(テストステロン)の量
・5αリダクターゼの活性(DHT生産の容易さ)
・ホルモンバランスの乱れ
・女性ホルモンの量の低下
・栄養状態
・ミネラルの不足
・ビタミンの不足
・アミノ酸の不足
・エネルギーの不足(ATPの生産不良)
・毒性微量元素の過剰
・体内の炎症
・頭皮の炎症
・頭皮環境の悪化
・頭蓋骨肥大
・頭皮血流の低下
・頭皮毛細血管の死滅
・頭皮への酸化ストレス(=皮脂の酸化)
・頭皮の乾燥
・紫外線によるストレス
・ヘアカラーによる頭皮ストレス
・界面活性剤(シャンプー)による頭皮ストレス
・頭皮の皮脂異常
・ミトコンドリアの機能異常
・細胞膜の機能不全
・毛髪に必要な成長因子・成長ホルモンの不足
・認知機能の歪み(=薄毛恐怖症)
・慢性的な精神ストレス
・抑うつ状態
・老化(加齢)[/deco_bg]
と、
ぱっと思いつくだけでもこれくらいは原因があります。
(※円形脱毛症やびまん性脱毛症はいわゆるAGA(男性型脱毛症)と違って、自己免疫疾患が大本の原因にあると言われています)
そして、これらは互いに独立しているわけではなく、相互に影響し合っています。
例えば、頭皮の炎症レベルはほとんどの場合、体内の炎症レベルに比例します。
他にも炎症レベルが高いとミトコンドリアの機能異常も起こりやすいし、毛細血管の死滅も起こりやすく、細胞膜の機能異常も引き起こして・・・
と、1つの原因が他の原因に連鎖していって、僕もわけがわかりません(笑)
薄毛の原因ランキングワースト5
これだけ大量の原因を一気に考えようとするとわけがわからないので、薄毛の原因を6つに分類して、それをランキングしたものがこちらです。
[deco_bg image=”marker-p” width=””]1.遺伝的要素+男性ホルモン(DHT):30%
2.頭髪の栄養不足:20%
3.成長因子の不足:20%
4.頭皮の血流の悪化:15%
5.頭皮のトラブル(炎症):10%
6.老化・その他:5%[/deco_bg]
無理やり僕が分類したので、正確性はいくらか犠牲になっていますが、おおよそを理解する上では問題ないと思います。
また、パーセンテージは僕の推測ですが、そんな大きくは外れてないはずです。
1がいわゆる遺伝の部分。
2~6が主に生活習慣や健康状態に関わるものです。
それぞれに付いて細かく見ていくと
遺伝的要素+男性ホルモン(DHT)
毛母細胞の男性ホルモン感受性は遺伝によって決まっています。
この男性ホルモン感受性が高い人は、悪玉男性ホルモン=ジヒドロテストステロン(DHT)が増えた時に、毛母細胞の分裂が止まってしまい、髪が抜け落ちてしまいます。
この「遺伝+DHT」がAGAの最もベーシックな、最も高い確率で考えられる原因です。
薄毛と遺伝について詳しくはこちらで解説しています。
頭髪の栄養不足
意外に多いのが頭髪のための栄養不足で髪が薄くなっているパターンです。
(まさに僕がこのパターンでした)
髪の毛はたんぱく質でできているので、当然、十分なたんぱく質がなければ作られないです。
また、髪の元になるケラチンを合成する酵素はミネラルやビタミンを必要とします。
ちなみに、ダイエットをやりすぎると抜け毛が増えるのは、髪に必要な栄養素が足りなくなるからです。
栄養面の話は健康法講座の方で詳しく解説したんですが、現在は表向きに募集していません。
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成長因子の不足
毛髪に必要な成長因子が不足しているというケースも多いです。
加齢や運動不足、慢性的なストレスなどで成長因子は簡単に減ってしまいます。
現代人は成長因子不足に陥りやすいと行ってもいいかもしれません。
成長因子について詳しくはこちら
頭皮の血流の悪化
頭皮を通っている血管は細いので、非常につまりやすいです。
頭皮の毛細血管が潰れてしまうと、髪の毛への血流が止まって栄養も酸素も供給されなくなり、髪は抜け落ちてしまいます。
毛根への血流の悪化も少なからず薄毛には影響を与えています。
ただ、ある程度はマッサージで頭皮の血流は改善ができます。
頭皮のトラブル(炎症)
頭皮の炎症が主因になっている人はそう多くないんですが、少なくとも頭皮に炎症があると髪が正常に育ちにくくなることが分かっています。
ひどい場合は、脂漏性皮膚炎から脂漏性脱毛に進行することも。
(ただ、脂漏性皮膚炎の場合は皮膚科で治療ができます)
体内の問題で頭皮に炎症が起こっているケースもありますし、使っているヘアケア剤が悪いせいで炎症が起こってることも多いです。
よく頭皮にかゆみがある、あるいはフケがでる、というような場合は、シャンプーや頭皮ケアを見直したほうが良いでしょう。
シャンプーどれを試しても、炎症が治まらないという場合は、体内の問題で炎症が起こっている可能性が高いです。
このパターンはなかなか厄介で、体の中から地道に改善していくしかありません。
加齢・その他
当然なんですが、老化が進めば進むほど髪は弱くなり、薄くなりやすいです。
しかし、人間が歳を取るのは自然の摂理なので、ある程度は仕方ないところです。
他の部分の対策に力を入れたほうが良いでしょう。
人によって何が主因かが違ってくる
上で詳解したランキングですが、あくまで薄毛に悩む日本人の平均値です。
個々人によって何が主因になっいるのかは違ってきます。
例えば僕の場合だと
[deco_bg image=”marker-p” width=””]1.頭髪への栄養不足:40%
2.髪の成長因子の不足:20%
3.頭皮血流の悪化:15%
4.遺伝的要素+男性ホルモン(DHT):15%
5.頭皮のトラブル(炎症):5%
6.老化・その他:5%[/deco_bg]
みたいな割合だと思います。
(遺伝子検査の結果から、僕の毛根は比較的DHTの影響を受けにくいことが分かっているので、遺伝や男性ホルモンの影響は小さいはず)
逆に遺伝的に毛根がDHTの影響を受けやすい人の場合、
[deco_bg image=”marker-p” width=””]1.遺伝的要素+男性ホルモン(DHT):50%
2.頭皮血流の悪化:15%
3.頭髪への栄養不足:10%
4.髪の成長因子の不足:10%
5.頭皮トラブル(炎症):10%
6.老化・その他:5%[/deco_bg]
みたいな割合になっているかもしれません。
こういう人の場合、フィナステリドがてきめんに効果あるはずです。
逆に言うと、他のポイントを改善しても、あんまり髪を増やすことはできないパターンです。
他には年齢が60代の人の場合、
[deco_bg image=”marker-p” width=””]1.老化・その他:25%
2.髪の成長因子の不足:20%
3.頭皮血流の悪化:20%
4.頭皮トラブル(炎症):20%
5.頭髪への栄養不足:10%
6.遺伝的要素+男性ホルモン(DHT):5%[/deco_bg]
みたいな原因で髪が薄くなっている人もいると思います。
(老化は、成長因子の分泌低下、血流の悪化、炎症、すべてを引き起こすのでこういう割合になっています。)
他にも色んなパターンの人がいて、平均すると
[deco_bg image=”marker-p” width=””]1.遺伝的要素+男性ホルモン(DHT):30%
2.頭髪への栄養不足:20%
3.頭皮の血流の悪化:20%
4.成長因子の不足:15%
5.頭皮トラブル(炎症):10%
6.老化・その他:5%[/deco_bg]
くらいの割合になるということですね。
育毛で満点は取れない
これだけ多くの原因があるということは、それらを取り除くためにやらなきゃいけないことも多くなります。
あまりに多すぎるので、現実的に全部を完璧にやるのは不可能です。
なので、育毛は
加点方式のテスト
だと思った方が良いです。
つまり、全てを完璧にやらなければハゲるのではなく、いくつかのポイントで点数を積み重ねて、”足切りライン”を超えればハゲないというイメージです。
遺伝によって足切りラインが変わってくる
この”足切りライン”なんですが、
遺伝的に薄毛になりにくい人の場合、100点満点中10点くらいでもハゲません。
一方で遺伝的に薄毛になりやすい人の場合、100点満点中80点とらないと薄くなります。
遺伝的にハゲやすい人は回復が不可能というより、やらないといけないことが多いというイメージです。
人によってそれぞれの項目の配点が違う
上で説明したように、人によって何が主因でハゲているか?が違ってきます。
なので、
[deco_bg image=”marker-p” width=””]DHTの感受性が高い人の場合、フィナステリド飲むだけで+40点
一方でDHTの影響が少ない人の場合、フィナステリド飲んでも+5点にしかならない。[/deco_bg]
ということが起こります。
最強セットが最強な理由
しかし、逆に考えてみると、多くの人に当てはまる原因を上から順番に取り除いていけば、効率よく薄毛を克服していけるということになります。
最強セットが最強な理由はここにあって、
[deco_bg image=”marker-p” width=””]フィナステリド
ミノキシジル
栄養サプリ[/deco_bg]
の3つで、薄毛の原因の上位をある程度改善できてしまうからです。
ある意味、下手な鉄砲も数打ちゃ当たるというか、絨毯爆撃というか、確率的に原因になってる可能性が高いやつを上から3、4つ潰せば、まぁ、とりあえずは生えるでしょう、という感じです。
片っ端からやってみる方が効率がいい
最初から「自分は何が主因でハゲているか?」を特定するのは、非常に難しいです。
ピンポイントで「これさえやれば生える」という方法を教えてほしい、という要望は非常に多いですが、ピンポイントで狙うと自分の原因を外す可能性が高いので、オススメしません。
とりあえずは、絨毯爆撃で片っ端からやってみたほうが、自分の原因に当たる確率が遥かに高いです。
遺伝子検査をやれば、少なくとも遺伝に関わる部分が自分にどの程度影響を与えているのかはわかりますが、遺伝子検査には少なくとも数万円かかるので(;´∀`)
それなら治療にお金を回したほうがいいんじゃないかと、僕は考えています。
ペルソナという遺伝子検査付きの育毛剤があるんですが、現在キャンペーン中でそちらを購入すると遺伝子検査が無料で受けれます。定期購入での申込みが条件ですが、継続回数の縛り等はないので遺伝子検査の結果だけみてすぐ解約しても大丈夫です。普通は数万円かかる遺伝子検査を実質4,980円で受けれるので、めちゃくちゃお得です。
まとめ
なんか難しかったという方は、薄毛の原因はとても複雑だと言うことがわかってもらえればOKです。
それゆえに、本気で改善しようと思うと、複合的・包括的な対策が必要になってくるということですね。
明確に一つだけの原因でなってハゲているという人は、非常に少ないですし、しかも、人によってメインとなっている原因も異なってくる。
だから、とりあえず、下手な鉄砲も数打ちゃ当たるじゃないですが、複数の原因を潰していこうというスタンスで取り組んだほうがうまく行きやすいということです。
その上で、「自分の薄毛の主因はなんなのか」を考えながら治療していくと効率よく治療していけるはずです。
ちなみに以前に書いた薄毛方程式も、薄毛の原因を別の確度から説明したものです。
合わせて読むと理解が深まると思うので、ぜひまだ読んでない方は読んでみてください( ´∀`)bグッ!
こちらの記事で詳しく書いています。
番長、いつもブログ参考にさせていただいております。
番長の薄毛の原因の中で
「遺伝子検査の結果から、比較的DHTの影響を受けにくい」という記述があったのですが、
どこでどのような検査をされて何の数値を見て判断されたのでしょうか?
(できれば費用とかも知りたいです)
何かのタイミングでお答えいただけましたら幸いです。