どうも、若ハゲ番長です。
先日、NHKの番組にヘアメディカルの浜中医師が出てました。
ちょっと説明しておくと、浜中医師はヘアメディカルグループのウィメンズヘルスクリニック東京(旧AACクリニック銀座)の院長です。
薄毛に悩む女性を助ける極め人的な役回りでの出演です。
その番組で話してたことに関して、想うところがあったので、ちょっと記事にしてみました。
シャンプーの話に変なところで共感する番長
薄毛治療に関していろんな話をしてたんですが、僕が特にそうなんだよなぁ、と思ったのはシャンプーについての話でした。
どんな話だったのかというと、要約すると
[deco_bg image=”marker-p” width=””]
頭皮に合うシャンプーは人それぞれでぜんぜん違うし、なんなら同じ人でも季節や体調によっても合うシャンプーは変わってくる。
自分の頭皮の状態をつぶさに観察しながら、適切なシャンプーを選ぶのがベスト。
[/deco_bg]
という話をしてました。
これは僕も経験上分かっていて、
これまでの季節はこのシャンプーで良かったんだけど、乾燥がきつくなる冬場だと、洗浄力がマイルドなやつに替えないとかゆくなるなとか。
夏場にかゆみが出た時はこのシャンプーの方が良いとか。
確かに、実感としてその通りだと感じています。
(シャンプーについて詳しくはこちらの記事で解説しています育毛シャンプーで髪は生えない!正しいシャンプーの選び方まとめ)
この話をしている浜中医師を見て本当に誠実な人なんだなと思いました。
なぜかというと・・・
正直、
「このシャンプーさえ使えば、万事OKです!!」
と言ってくれた方が分かりやすいんですよね、視聴者的には。
そして、そういう風に言ってくれる人のほうが、テレビ番組的にも盛り上がるし、視聴率も取れるのです。
(わかりにくいことを言う専門家は視聴率が取れないらしい)
そこを、体調によって使い分けるのがベストみたいな、ことを言われると、視聴者的にも、
「え、そんな面倒くさいことしないといけないの?」
と感じてしまうわけです。
でも、わかりにくいし、面倒くさい方が真実なんですよね。
困ったことに。。。
”本当の事”を言うと大衆ウケしない
僕も何年もブログをやってきたので、同じような経験をしています。
”本当の事”を言うと、全然、大衆ウケしないんですよね。
一部のマニアには喜ばれますが(笑)
人間の脳には、わかりにくいこと、面倒くさいことはに嫌悪感を感じる性質があります。
なので、正直に真実を話す専門家は嫌われやすいです。
なぜなら、真実というのは大抵、複雑でわかりにくいものだからです。
かわりに、分かりやすい嘘を言ってくれる詐欺師の方に人は集まります。
これが最近、気づいた世の中の大きな流れです。
基本的に、正直者よりも詐欺師の方が人気あるんですよね。
「わかりにくさを嫌う」という傾向は人間の脳に本能的に埋め込まれた機能なので、なかなか難しいところです。
なので、このブログは「分かりやすさ」には特に気をつけてるんですが、今度は分かりやすくしすぎると正しさが犠牲になっていきます。
この両者はトレードオフになることが多くて、両立させることはなかなか難しいです。
そんなわけで、このブログの更新は遅いんだという言い訳です(笑)
と、話が超絶脇道に逸れましたが、何が言いたかったのかというと、
真っ昼間のテレビ番組で、恐れずに本当の事を伝えようとする浜中医師の勇気に感動した
ということです。
うーん、自分で書いておいてなんですが、あまり共感してくれる人はいないかもしれません(^_^;)
こういうわかりにくい記事は人気のためにもあまり書かない方がいいでしょう(笑)
ちなみにヘアメディカルについても宣伝しておくと、治療費は高いですが、信頼できる数少ないAGA専門クリニックです。
ヘアメディカルについてはこちらの記事に詳しく書いてます。
P.S.
そういえば、ここ最近、女性からの質問が増えました。
このブログを解説した当初は完全に100%男性からの質問しかこないという(むさ苦しい)状態だったんですが、年を経るごとに女性からの質問の割合が増えている気がします。
番組でも年々薄毛に悩む女性はが増えているという話をされてました。
実際、そうなのかもしれません。
少なくとも私は、わかりにくくても真実派です