ヘアメディカル城西クリニック

※今回は日記というよりも、潜入レポート風で書いてみました　（笑）

 

ついにやってきた初診日

ついに今日は予約したていた城西クリニック福岡の初診日。

 

予約の段階では、カウンセリング（無料）の後、治療を希望と伝えてあった。

クリニックはビルの最上階に入っていて、エレベーターで上り、入り口に立つと受付の女性がすぐに声をかけてくれる。

待合室は男女別になっている。

なるほど、確かに待合室に異性の目があると気になってしまうだろう。

そのあたり、配慮が行き届いている。

 

受付で名前を伝えると、番号を渡される。

２１番。

院内では名前ではなく、番号で呼ばれるシステムになっているのだ。

この辺りも、プライバシーを考慮してのことだろう。

 

問診票に記入

勢い余って予約時間の３０分前についてしまったのだが、待たされること無くカウンセリングルームに案内され、そこで問診票を書く。

現在治療中の病気や飲んでいる薬などどこの病院でも聞かれるような基本項目から、いつ頃から髪が薄くなりだしたのか、どのあたりが気になるのか、家族や親類に薄毛の人はいるのかなどの質問に答えていく。

案内してくれたお姉さん（カウンセラー）は退出しているので１人で問診票を記入。

ちなみに受付やカウンセラー、看護師などのスタッフは全員女性だった。

 

問診票とは別に、どの程度治療を積極的に希望しているかを尋ねるシートもあった。

無料カウンセリングを受けに来ただけ
診断後納得をして治療を開始したい
診断だけで、治療は希望しない
できる限り早く治療を始めたい

などの選択肢から治療に対する意思を選べるようになっている。

無料カウンセリングに来たからといって、無理やり治療を開始されるというわけではないようだ。

 

無料カウンセリング

記入が終わるとカウンセラーと面談。

問診票を元に質問されるのでそれに答える。

時折、雑談的な内容も混ぜてくれるので非常に話しやすい。

おかげであまり緊張せずに済んだ。

 

それから治療の説明に入る。

治療はすぐに効果が現れるものではないらしい。

髪の毛には生え変わりのサイクル（数年周期）があるため、短期間では効果はわからない。

最低でも３ヶ月、通常は半年ほどかかる、と。

治療を受けるのなら半年間は続けて欲しいと説明があった。

経済的に負担は確かに大きくなるので、集中的な治療期間が終わったら来院周期を長めにする、などの対応はできるとの事だった。

だいたい、１年から１年半くらいで治療の効果は頭打ちになるらしい。

 

ひと通り治療についての説明が終わり、診察を受けるかどうか聞かれるので、

「はい」と即答。

ま、もともとそのつもりだったので。

カンセリングルームから出て待合室で待っていると、すぐに呼ばれ、頭部の写真撮影。

専用の部屋の入って写真を撮る。

写真をとって客観的に見つめなおして改めて思った。

 

うーん、薄いなぁ・・・ (´・ω・｀)

 

それから、一旦部屋を出るとすぐに。奥の診断室に呼ばれた。

 

医師の診察

その日担当してくれた先生は院長（女性）だった。

院長なので４０は過ぎてるはずだよな・・・と思いながら診断室のドアを開けると院長はぱっと見３０代前半くらいの印象だった。

というか、年齢不詳だった。

実年齢は４０過ぎてると思うんだけどな・・・。

しかし、こういうクリニックなので、医院長先生はじめスタッフの容姿はかなり気を使っている、と感じた。

AGAの治療を行う医師がハゲ散らかしていたら説得力がなさすぎるだろう（笑）

※2017年8月現在、城西クリニック福岡の医院長は男性の医師に代わっています

 

ともかく診察。

頭皮の油分を調べるパッチテストを受けた。

あぶらとり紙の進化した高級版（？）みたいなのを頭皮にペタペタしてどれくらい脂が着くのか見る。

生え際と頭頂部の２箇所。

意外にも、生え際と頭頂部で脂の付き方が全然違う。

自分としては頭皮全体が脂っぽいと感じていたのだが、実際には頭頂部はあまり油分がないみたいだ。

先生の説明によると、誰でも生え際の方が脂っぽく、頭頂部は乾燥しやすいらしい。

顔でも Tゾーンは脂っぽくなりやすく、 Uゾーンは乾燥しやすいのと同じように、頭皮にも場所によって脂っぽくなりやすい場所と、乾燥しやすい場所があるらしい。

 

で、僕自身はかなり脂っぽい方ではないか、と自分では思っていたのだが、先生に聞いてみるとそんなに多い方ではなく、むしろ頭頂部は乾燥しているくらいだと言われた。

僕の場合洗浄力が強いシャンプーを使うと、頭頂部は乾燥しすぎてしまうのでしっかり保湿をする必要があるらしい。

脂っぽいからしっかり洗わないといけないと思い込んでいた僕には衝撃の事実。

やっぱりこういうところは自分ではわからないから、専門家に見てもらって素直によかった。

 

それから治療の説明。

これはさっきカウンセラーさんから説明された内容とだいたい同じだったが、治療の内容がちょっと詳しく聞けた。

基本的には、投薬による治療。

AGAの進行を抑えるプロペシア（フィナステリド）。

発毛を促進するミノキシジル。

この二つを併用して治療を進めていく。

 

ミノキシジルに関してはリアップみたいな頭皮に直接塗るやつも効果はあるのだが、経口で摂取すると塗るのよりもはるかに効果が高いとのこと。

実際にミノキシジルは最初、血管を広げるための『飲み薬』だったらしい。
なので、ミノキシジルに関しては塗り薬と飲み薬の両方を使っていく、と。

普通、ミノキシジルは塗るだけで、飲み薬を処方しているところはないらしい。

これが効くんだとか。

なんか話を聞いているとすげーフサフサになりそうな気がしてきた（笑）

 

実際の症例を見てみると・・・

最後に症例を見せてもらった。

確かにほぼすべての人が治療後は毛量が目に見えて増えていた。

が、かなり個人差は激しい。

「もう、昔禿げてたなんて言われても信じられないよね！」ってレベルでフサフサになっている人もいれば、「うーん、確かに増えてはいるけどこれじゃ治療の甲斐がないんじゃないかな・・・」という人もいる。

傾向としては、若い人ほど治療の効果が高い。

それと、やはりもともとあまり症状が進行していなかった人ほど改善が顕著だ。

正直、元からほぼ毛が無いレベルの人（つるつるに近い人）は、『確かに生えてきてはいるけどこれはバゲだよね』って感じだった。

ただ、確かに個人差はあるけど、こうやって治療がうまく行った例だけでなく、結果が微妙な例も包み隠さずに見せてくれる点は非常に信頼できる、と感じた。

 

「治療、受けられますか？」

と、聞かれる。

僕は「はい」と一言答えた。

それから治療承諾書にサイン。

ついでなので遺伝子検査も受けておくことにした。

先生は料金高いし、遺伝子検査はあくまで『傾向』を調べるものなので、特に受けなくてもよいと言っていたが、個人的に自分の遺伝子配列がわかるってすげーーー！と、興味本意で受けることにした（僕は理系）

 

診察後、採血して終わり

診察が終了すると、別室に移って採血だった。

薬は肝臓で代謝されるので、肝臓の機能が低下していないか見るための血液検査だ。

看護師のお姉さんがぶすっと採血してくれた。

（誤解なきように書き加えておくと、おねえさんは非常にフレンドリーで楽しい方だった）

 

 

これで、初診の全行程は終了。

かかった時間は２時間弱だった。

 

このクリニックではシャンプーも売っていて、それがスカルプＤだった。

もともと知っているシャンプーだけど、髪がゴワゴワするとの口コミが多かったのでまだ、使っていなかった。

しかし、ここの先生のオススメはスカルプ Dらしい。

ケア用品としては非常によいもの、とのこと。

（ただし、発毛効果はないので過剰な期待はしてはダメだと言われた　笑）

しかもクリニック限定価格、通常の３割引きくらいの値段で買えて、さらにさらに今回初診の方限定でコンディショナーを無料でプレゼントしてくれるらしい。

 

もう迷わず買った（笑）

診断としてはオイリータイプと、ドライタイプどちらでも OKということだったが、どちらかと言うとベタつきが気になると感じていたんで、オイリータイプを選んだ。

ただ上にも書いたように僕の場合、頭頂部は乾燥気味なので、コンディショナーでパックして保湿をしっかりするようにアドバイスをもらった。

（スカルプ Dの使用感などについてはまた後ほど記事にします）
で、

気になる治療費は（この場合診察料）

 

３万８，３７５円！！！！

 

うん、わかってはいたけど高いね・・・。

ちなみに内訳は初診料が約 1万５０００円、DNA検査費用が約 2万円。（あとはスカルプ D代）

なので僕みたいに DNA検査を受けなければ1万５０００円くらいで済む。

 

薬がもらえるのは血液検査が出てからになるので、約一週間後。
それまではじっくりと待つしかない・・・。

もちろん、治るんじゃないかという期待はあるけど、治療の効果が出るかどうかは、症例で見た通り個人差が激しいので、僕のハゲが治るかどうかはわからない。

しかし今は、病は気からと言うし、治ると信じて治療するしかない。

 

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