[deco_bg image=”postit1″ width=”600″]育毛剤で毛が生えるワケがない!?[/deco_bg]
薄毛に悩む人ならば、誰もが一度は育毛剤の購入を考えたことがあると思います。
しかし、いろんな情報が錯綜していて、
何が本当の情報なのかわからない
と、いう人が大半だとなんじゃないでしょうか?
ゴミのような情報を載せているサイトが多すぎるのが、その原因の一つです。
そういったサイトでは絶対に語られることのない真実を、今回、全部しゃべってしまおうと思います。
正直、育毛剤メーカーから訴えられないか、ヒヤヒヤしています。
もしこのブログが突然閉鎖されたら、そういうことだと解釈してもらっていいです(´・ω・`)
育毛剤の真実とは・・・?
育毛剤で毛が生えるわけがない?
正直、この前まで、
育毛剤で毛が生えるわけないだろ!!
と、思っていました。
効きもしない詐欺商品を売りやがって!くらいに思ってました。
ただ、最近になってこの認識を改めました。
ネットを調べてみると、確かに育毛剤によっては効果があったという口コミもあるんですよね。
育毛剤でも生えるものは生えるらしい。
しかし、それでもなお、市販されている育毛剤について
僕はあまり好意的に思っていません。
理由は簡単。
医薬品として認可されているプロペシアやミノキシジルなどのAGA治療薬(薄毛治療薬)に比べて
効果が低いからです。
(ついでに言うと値段も高い)
[colored_bg color=”light‐green” corner=”r”]※このブログでは医薬品として認可されているものを「AGA治療薬」と呼び、医薬部外品に分類されているものを「育毛剤」と呼ぶことにしています。[/colored_bg]
育毛剤でどれくらいの人が薄毛を改善できたのか?
ネットでは「育毛剤で発毛した!」という口コミも見受けられましたが、どの育毛剤にしても「発毛した」という口コミ以上に「効果がない」、あるいは「微妙」という口コミが多かったです。
育毛剤で毛が生えると言っても、「生える人は生える」という程度の話。
正確なデータがないので分からないが、プロペシアやミノキシジルより生えるということはないだろうと思います。
なぜメーカーはデータを公表しないのか?
育毛剤の最大の問題点はメーカーが正確なデータを公表していないことです。
医薬部外品の承認にも治験のデータが必要なので、医薬部外品として厚生労働省から認可されているものは、少なくとも何らかの育毛効果があることがデータから確かめられているはずなんですよ。
確かなデータがなければ、厚生労働省が認可を下ろさないので。
全く有効性の認められないものは医薬部外品として認定されません。
(ついでに言うと、医薬部外品として認可されてない育毛剤は、宣伝の際に育毛効果を謳うことが禁止されている)
だからメーカーはその育毛剤がどの程度有効であるのかを知っているはずなんです。
例えば、使用者した人の中で、何人中何人が発毛した、というようデータがあるはず。
なぜ、それを公表しないのか?
公表しないのであれば、
そのデータがメーカーにとって
不都合なものだからではないか?
と、僕のような人間に疑われても仕方ない。
AGA治療薬は改善率を公表している
医薬品として認可されているプロペシアやミノキシジルはきっちりと、使用者のうち何%が改善した、というデータを出しています。
(プロペシアの場合は改善率約6割、ミノキシジルの場合は約9割)
にも関わらず、医薬部外品の育毛剤はなぜそれを公表しないののでしょうか?
それは改善率があまりにも悪すぎて
公表できないからではないか?
僕はそう考えています。
そうでないのなら、育毛剤メーカーは改善率を公表できるはずですよね?
育毛剤の存在意義
ただ、先にも書いたように、厚生労働省が医薬部外品として認可しているということは、
少なくとも何らかの育毛効果がある
のは間違いないです。
その点に置いて育毛剤を完全に否定していた以前の僕の態度は行き過ぎだったな、と反省しました。
育毛剤は、おそらくプロペシアやミノキシジルのようなAGA治療薬に比べると効果は落ちるだろうけど、一応、ある程度の効果はある。
それなら、AGA治療薬の副作用が怖い(あるいは何らかの理由でAGA治療薬が使えない)と言う人にとっては、育毛剤も使ってみる価値があるのではないか、と最近は考えるようになりました。
市販の育毛剤は、個人輸入でAGA治療薬を購入するのに比べて、割高な上に効果も低いということになってしまうんですが、それでもAGA治療薬を使えない人にとっては発毛の望みをつなぐという意味では希望になりえます。
育毛剤のことを散々悪く言ってきましたが、
AGA治療薬を使えない人にとっては育毛剤が最後の望みであるわけだから、そういう意味においては育毛剤にも存在意義がある、と今は思っています。
正しい知識を身につけろ!!
まずは正しい知識を身につけること。
育毛に関してはそれが一番大事です。
正しい知識がなければ、効きもしない高額な育毛剤を購入してしまい、メーカーにお金を貢ぐことになっちゃいますからね(苦笑)
デマやら、誇大広告が多すぎて、なにがなんだかわからない。
それが今の育毛業界の実態です。
しかし、正しい知識を身につければ、メーカーの宣伝が誇大広告なのかどうか、客観的に判断できるようになります。
客観的に判断した上で、商品あるいはサービスを購入するようにして欲しいです。
「医薬品」以上に効果のある「医薬部外品」はない!!
まず、「医薬品」以上に効果のある「医薬部外品」はないと考えておいて間違いないです。
これは言い換えると
[deco_bg image=”postit1″ width=””]
「AGA治療薬」以上に効果のある
「育毛剤」はない
[/deco_bg]
ということです。
現在、薄毛治療において最も効果が高いのはプロペシアとミノキシジルです。
これ以上の効果が出る育毛剤はないと思っておいてよいです。
もし、ある育毛剤がいかにもフサフサになりそうな、宣伝をしていたとしても、プロペシアやミノキシジル以上の効果があるなんてことはまずありえません。
厚生労働省は効果の高いものを医薬品、効果の緩やかなものを医薬部外品として分けているのだから、医薬部外品の方が医薬品よりよく効くなんてことは起こりえないんです。
育毛剤の誇大広告に騙されないように気をつけてくださいね(^_^;)
ちなみに医薬部外品として認可すらされていない育毛剤はほとんど効果がないと考えていいです。
もしかしたら、本当は効果があるのにもかかわらず、メーカーがめんどくさがって認可を取っていないという可能性もあるにはあるんですが、普通は考えられないです。
メーカーにとっても医薬部外品として認可を受けることは、効果の証明にもなるので。
医薬部外品として認可されていない育毛剤は、本当に髪を生やしたいのなら、やめておいた方がいいです(´・ω・`)
(気休めでもいいから使いたい、というのなら止めはしませんが)
育毛効果の比較
育毛効果の期待できる順番に並べると次のようになります。
[deco_bg image=”postit1″ width=””]
AGA治療薬(医薬品)>育毛剤(医薬部外品)>育毛剤(その他)
[/deco_bg]
まずはこのことを知っておいてください。
これを知った上で、「AGA治療薬は副作用が怖いので、私はよりマイルドな育毛剤を選びます」というのならOKです。
そこは個人の価値観の問題なので、個々人の選択が尊重されるべきだと、僕も思います。
ただ、時々、「いやー、ミノキシジルなんかよりも、こっちの育毛剤の方が効くんですよ~」とかいいながら、育毛剤を買っている人がいるんですよね。
完全に育毛剤メーカーに騙されています
(苦笑)
こういった勘違いだけはやめて欲しいです。
非常に残念なことになるので・・・。
あと、ついでに言っておくと、医薬部外品にすら指定されていない育毛剤(つまり育毛効果すら保証されていない育毛剤)を使うメリットは、今のところ、僕には全くわからないです。
AGA治療薬と育毛剤、どちらを選ぶべき?
AGA治療薬と育毛剤、どちらを使うべきかと聞かれれば、
僕はAGA治療薬をオススメしています。
より効果が高いのだから、薄毛を治したいのであれば、そちらがベターだと思います。
ただ、上にも書いたように、薄毛に悩む人すべてがAGA治療薬を使うべきだ、と主張するのは行き過ぎだったと反省しています。
読者の方からメールを貰うようになってわかったのだが、僕が思っていたよりもAGA治療薬の副作用を不安に思っている人は多いです。
以前は、ハゲが治るなら副作用のリスクなんてどうってことないだろ?ぐらいに考えていましたが、今は
副作用が怖いのなら
AGA治療薬は使うべきでない
と、考えるようになりました。
副作用が怖いのなら育毛剤を使った方がいいです。
薄毛治療なんて副作用に怯えてまでやるもんじゃないので(^_^;)
AGA治療薬は副作用よりも効果のメリットの方が大きいと感じた人だけが、使えばいいと思います。
AGA治療薬よりも育毛剤を使った方がいい人もいます。
自分がAGA治療薬を使うべきなのか育毛剤を使うべきなのか、よくわからない人もいると思うので、僕なりにどちらを使うべきなのか、チェック項目を作ってみました。
参考にしてみてください。
AGA治療薬を使うべき人
[deco_bg image=”marker-p” width=”450″]
なんとしても薄毛を治したい人
より安く薄毛を治療したい人
[/deco_bg]
やはり「なんとしても薄毛を治したい人」はAGA治療薬を使った方がいいです。
治る確率としては育毛剤より遥かに高いので。
ちなみに上手にAGA治療薬を使えば、80%以上の確率で薄毛は改善できます。
詳しい方法はこちら改善率80%超!薄毛克服最強セット!!
あと、病院でAGA治療薬を処方してもらうと、育毛剤とあまり変わらない金額になるりますが、個人輸入という方法なら費用はかなり安く抑えられます。
お金に余裕が無い人はこちらもチェックしてみてください。
育毛剤を使うべき人
[deco_bg image=”marker-p” width=”450″]
AGA治療薬の副作用が怖い人
AGA治療薬を使えない人
軽度の薄毛、あるいは予防目的の人
[/deco_bg]
「AGA治療薬の副作用が怖い人」については上に書いた通りです。
副作用以上に発毛のメリットが感じられないのなら使わない方がいいと思います。
2番目の「AGA治療薬を使えない人」は、例えば肝臓が悪い人などがこれに当たります。
(肝機能障害がある人がAGA治療薬を飲むと、障害が重篤化する可能性があるので)
こういった人でも副作用のより少ない育毛剤であれば使用できるかと思います。
ただ、もともと何らかの病気を抱えている人は、たとえ育毛剤であっても使う前に医者に相談したほうがいいかもいしれません。
ハゲ治療で死んでしまっては浮かばれないので(^_^;)
あと3番目の「軽度の薄毛、あるいは予防目的の人」に育毛剤を薦めているのは、症状が軽いのであれば育毛剤でも改善が見込めるからです。
育毛剤で劇的に毛が生えるということはあまりないんですが、ヘナヘナしていた髪の毛に力強さが戻ってくるとか、産毛が生えてくるくらいの改善であれば育毛剤でも起こる可能性が高いです。(そういうレベルの改善の口コミは結構多い)
軽度の薄毛であれば、髪の毛が力強くなっただけでかなり薄毛はわかりづらくなります。
これは、薄くなったと感じる原因が「髪がヘナヘナでセットが決まらない」ことにある場合が多いからです。
なので、最近、髪の毛が弱々しくなってきたなぁ、という程度の人であれば、まずは育毛剤から試してみるという選択肢もありじゃないか、と思います。
(もちろん、絶対に禿げたくない!という人は、いきなりAGA治療薬に行くのもアリです)
育毛剤の中で現状一番オススメできるのはチャップアップだと思います。
レビューを書いているので育毛剤を検討中の方は参考にしてみてください。
まとめ
やっちまいました・・・。
育毛剤について、おそらくは触れてはいけないタブーに触れてしまった気がします(´・ω・`)
やっぱり、僕は育毛剤について全否定するわけではないですが、AGA治療薬よりは効果が低いと思っています。
思っているというか、これは厚生労働省が効果の高いものをAGA治療薬(医薬品)、効果の低いものを育毛剤(医薬部外品)と分類しているので、当たり前の話なんですよね(苦笑)
それでも、なんとなくこの話はしてはいけない空気が漂ってるんですよね。
この話をしているサイトやブログが一切ない(少なくとも僕は見かけたことがない)から、もしかするとこの話は言っちゃいけない話なのかなぁ、と。
まぁ、でも書いてしまったものは仕方ない(笑)
あとは、野となれ山となれですヽ(=´▽`=)ノ
大事なことなので何度も書きますが、最も大切なことは正しい知識を身につけることです。
そうすれば銭ゲバに、薄毛をネタにゆすられて、金をむしり取られることはなくなるでしょう。
ただ、ネットを見ていると、「うわー騙されてるな、この人」みたいな人を少なからず見かけます。
そういった人が、結局、騙されて金をむしり取られた挙句に、薄毛を克服できずに人生に絶望していくのは、あまりに不幸です。
悪いヤツらに騙されている人が、この記事を読んで正しい知識を身につけてくれれば、これ以上の喜びはありません。
※2017年9月追記
この記事はブログを開設した当初に書いたもので、現在は考え方がかなり変わっています。
考え方が変わったというか、時代が変わったと言った方が良いかもしれません。
というのも、医薬品以外の育毛剤でも、科学的根拠(エビデンス)、効果を証明するデータを出している育毛剤が最近は増えてきたのです。
相変わらずデータを公表していない育毛剤に関しては、信用ならないですが、データを公表しているものに関しては、僕は一定以上信頼しています。
詳細はこちらの記事で解説していますので、ぜひ、チェックしてみてください。
化粧品・医薬部外品は効果なし!?医薬品との違いと分類を徹底解説