どうも、若ハゲ番長です。
AGA治療薬・発毛剤として有名なミノキシジルですが、「副作用として血圧への影響がある」と言われていて、このブログへもしばしば質問が来るトピックです。
ということで、
今回は、僕の経験も交えつつ、ミノキシジルの血圧への影響について解説して行きます。
ぜひ、参考にしてみてください( ´∀`)bグッ!
ミノキシジルはもともと高血圧の治療薬
もともとミノキシジルは育毛剤ではなく、高血圧の治療薬として開発されていました。
高血圧の治療薬ということは、つまり血圧を下げる薬(=降圧剤)ということですね。
ところが、ミノキシジルを使用した患者に全身の多毛症が見られたため、「コレもしかして育毛剤として使えるんじゃね?」となって、育毛剤としての開発がスタートしました。
それで、育毛剤(発毛剤)として商品化されたのが、ロゲインやリアップです。
ミノキシジルはもともと高血圧の薬なので、血圧に影響があるのは当たり前といえば当たり前なんですね。
ミノキシジルには塗る外用タイプと飲む内服タイプがあるので、それぞれに分けて解説します。
外用ミノキシジルの血圧への影響
外用薬の場合、頭皮付近でのミノキシジルが局所的に上昇するだけなので、影響はかなり少ないです。
リアップも内服の場合、ミノキシジルは血圧への影響が懸念されるため、外用薬として開発されたという経緯があります。
しかし、外用薬でも敏感な人の場合、
[deco_bg image=”marker-p” width=””]動悸がする
胸が痛む
顔がほてる[/deco_bg]
など副作用が出ることがあります。
ただ、内服ではないので血圧に影響をあたえるほどの作用はないです。
外用薬だとあまり体内に吸収されないので。
外用薬でも経皮で吸収された後、ミノキシジルの一部は血中に入り、血流に乗って全身に運ばれることがわかっていますが、ほとんど無視できるほどの量です。
動機やほてりに関しても、自律神経系で制御されているので、プラシーボ効果(思い込み)の影響を受けやすいです。
なので、実際にミノキシジルの影響で上に挙げたような副作用が出ているケースは殆どないと思います。
内服は血圧への影響がある
次に内服タイプのミノキシジル、つまりミノキシジルタブレット(ミノタブ)についてですが、こちらはやはり外用ミノキシジルに比べて血圧に影響が出やすいです。
何しろ、もともと降圧剤と使われていたものと全く同じ薬なので(^_^;)
ちなみに個人輸入代行で購入できるミノキシジルタブレットはすべて高血圧の治療薬です。
添付文書を見ると「これは血圧を下げる薬です」という旨が書いてあります。
つまり、海外の高血圧の治療薬を僕らが勝手にAGA治療薬として使用しているだけなんですね。
ただ・・・
高血圧の治療薬として使う場合は容量がぜんぜん違う
ミノタブを高血圧の治療薬として使用する場合は、1回10~40mgを服用すると添付文書に書かれています。
育毛・発毛目的で使う場合は、2.5~5mgなので、血圧に影響を与えるほどの量ではないです。
なので、不用意に量を増やしたりしなければ、血圧への影響はほとんどないと考えられます。
[deco_bg image=”marker-p” width=””]
高血圧の治療薬の場合⇒10~40mg
AGA治療薬の場合⇒2.5~5mg
[/deco_bg]
なので、容量を間違わないように気をつけてください。
ミノタブの正しい飲み方・用法用量についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
AGA治療薬の飲み方【効果的なタイミング・用法用量・注意点など】
番長のミノタブ使用前後の血圧変化
僕自身は、ミノタブを飲んだり止めたりしてるんですが、特に血圧に変化はなかったです。
飲み始めた頃は実は、若干血圧高め(130~140くらい)だったので、あわよくば副作用で下がってくれればいいなあ、という期待を持って飲んでたんですが(笑)
残念ながら血圧が下がることはありませんでした(^_^;)
また、逆にしばらく飲み続けたあと止めたこともあるんですが、この時も止めた後に血圧が上がったりはしませんでした。
現在、血圧は115~125くらいになっていますが、これはミノタブのおかげというより、健康法の効果によるところが大きいと思います。
ただ、動悸が出たことはある
ただ、一時期、ミノタブを飲んでると動悸が出たことがあります。
夏場は大丈夫だったんですが、秋から冬にかけて気温が下がってくると動悸がするようになりました。
それでミノタブを飲んだり止めたりしてたんですが・・
(ここ数年は健康法のおかげか、冬場でも動悸がでることはなくなりました)
AGA治療221日目 ミノタブ止めました。なんか動悸がします
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ミノキシジルには血管が広げる作用があるために、心臓が送り出さないと行けない血液の量が増えます。
その結果心臓が頑張りすぎて、動機や不整脈が起こる、というメカニズムだと考えられます。
血圧に問題のある方は要注意
読者の方からいただいた報告では、ミノタブを飲むとフラフラしたり、頭痛がしたり、といった副作用がでるケースもあるようです。
特にもともと低血圧な人にこういった副作用が出やすい印象があります。
また、逆に高血圧の人も注意が必要です。
なぜかというと既に高血圧の治療薬を飲んでいる場合、降圧剤とミノタブで二重に血圧がさがったり、思わぬ相互作用が起こる可能性があるからです。
そういうわけなので、
既に低血圧や高血圧など血圧に問題がある方は、ミノタブを使用する前に必ず医師に相談してください。
まとめ:そこまで心配する必要はない
僕は
ミノキシジルの血圧への影響はそこまで心配する必要はない
と考えています。
外用の場合、血圧にはまず影響ないですし、内服の場合も量を間違えなければ、ほとんど影響はないです。
僕のように動悸が出るという人はまれにいますが、読者からいただく報告などから、ほんの数%ではないかという印象です。
ただし、ミノタブの場合、飲む量を間違えると血圧に影響が出てきますので、十分に注意してください。
また、上にも書いた通り、元々、血圧に問題のある方は注意が必要なので、使用前にかならず医師に相談してください。
個人輸入代行でミノキシジルタブレットを購入する場合、様々なリスクも伴いますので、基本的にはAGA専門のクリニックで医師の指導の元、服用されることをオススメします。
以上、今回はミノキシジルの血圧への影響についてまとめました。
参考になれば幸いです(*´∀`*)
記事中で紹介した記事はをまとめておきますので、こちらもぜひチェックしてみてください( ´∀`)bグッ!
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