フィンジアは生え際・M字に効果なし!?【画像あり】

どうも、若ハゲ番長です。

フィンジアで髪が激増したのはこの前お伝えした通りなんですが、ここ数ヶ月でフィンジアに関する質問がかなり増えてきました。

その中でも特に多いのが、

フィンジアは生え際(M字)に効くのか?

という質問です。

そういうわけで、僕自身が使ってみた結果と、成分を分析した上でのフィンジアのM字への期待値についてお伝えしていこうと思います。

 

フィンジア使用3ヶ月での番長の生え際・M字

僕の場合、3ヶ月間フィンジアを使ってみていますが、残念ながら、生え際に対して劇的な効果は上がっていません

その他の部分への効果は絶大でしたが・・・

こちらが、M字(左右)と生え際の写真です。

フィンジアM字左

フィンジアM字右フィンジア生え際

よくみてもらえば分かるように、生え際でもM字でも、若干産毛が生えてきてはいます。

しかし、それは軟毛で髪の毛とは呼べません。

生え際に関しても前進しているような気がしなくもないですが、気のせいレベルです。

生え際・M字の回復はそもそも難しい

生え際・M字は特に回復が難しい部分です。

AGA治療薬(最強セット)を持ってしても回復させるのは容易ではありません。

ヘアメディカルで見せてもらった症例でも、生え際やM字の部分が回復している人は少数でした。

(ちなみに日本で唯一の発毛剤リアップx5も、公式には「生え際への効果はない」ということになっています)

 

ただ、ヘアメディカルの症例でも、回復する人はM字や生え際も回復しています。

回復できている人は治療を始めたタイミングが良かった(早かった)というのもあると思います。

なので、結局、やってみないとわからないというという感じですね(;´∀`)

 

フィンジアに関しても、生え際はAGA治療薬(最強セット)をフルで使っても難しことを考えると、生え際を回復させるのはなかなか難しいと思います。

ただ、確率は低くとも、前頭部から頭頂部にかけてはかなりの効果があったので、生え際やM字部分も回復する人は回復するのではないかと思います。

(僕はダメっぽいですが)

 

なので、フィンジアの生え際・M字への効果は、現時点での感触として

確率は低いものの、
人によっては効くのでは?

という気がしています。

特に、まだ生え際が後退しだして間もないという方は効果が期待できるかもしれません。

 

生え際に効く成分は配合されているのか?

次は成分面からフィンジアの生え際への効果を考えてみます。

まず、生え際の回復が難しい理由として、

[deco_bg image=”marker-p” width=””]ジヒドロテストステロン(DHT)の影響を受けやすい
血流不足になりやすい[/deco_bg]

という2つが考えられます。

このダブルパンチを受けるせいで、生え際の回復が難しくなってくるのです。

この2つの原因にフィンジアの成分がどうアプローチしているのかというと・・・

 

フィンジアのDHT抑制成分

ヒオウギ男性型脱毛症(いわゆるAGA)は善玉男性ホルモン・テストステロンが5αリダクターゼによって悪玉男性ホルモン・DHTに変換され、DHTが毛根を攻撃することで起こります。

毛根がDHTの影響をどの程度うけるのかは、遺伝で決まっているんですが、遺伝的にDHTへの感受性が高い人の場合、生え際は特にDHTの影響を受けやすい部位になります。

 

まず、フィンジアに配合されているキャピキシル

キャピキシルは成長因子としての効果が注目されることが多いですが、構成成分の一つであるアカツメクサ花エキスビオカニンAは5αリダクターゼを阻害する成分です。

5αリダクターゼを阻害するためDHTの生成量が減ります。

 

もう一つ、DHTの抑制効果があるのがヒオウギエキスです。

ヒオウギエキスにはイソフラボンが豊富に含まれており、このイソフラボンはDHTの生成を抑制する効果があることが知られています。

 

ちなみにフィンジアを販売している株式会社ユーピーエスはM字専用育毛剤プランテルも取り扱っています。

プランテルに関しても、ユーピーエスは利益のために水で薄めた育毛剤を売るような会社ではないことは分かっているので、悪くはないと思っています。

 

が、しかし、

プランテルの方はキャピキシルなどの成長因子系の成分は特に入ってないです(´・ω・`)

成分的にはいわゆる従来型の育毛剤という感じですね、

特にDHTを抑制する作用が強いと言われているヒオウギエキスを他の育毛剤よりも高濃度で配合していて、それでM字に効果が出やすい、ということらしいですが、成長因子なしでどこまで効果をあげられるかはちょっと疑問です。

 

そして、ヒオウギエキスに関してはフィンジアの方にも入ってますし(笑)

(濃度がどうなのかはわかりませんが)

こういったポイントを考えると、やっぱり生え際への効果に関してもフィンジアのほうが上なのでは?という気がします。

値段に関してはプランテルのほうがお手頃なんですけどね(;´∀`)

 

フィンジアの血流改善成分

トウガラシ生え際の回復が頭頂部より難しい理由は、額の部分はもともと大きな血管が少なく、頭皮の血流が悪くなりやすい部分だからです。

男性ホルモンの影響に関しては、頭頂部も生え際も同じなんですが、生え際はそれに加えて血行の問題が起こりやすく、そのため回復がより難しくなってしまいます。

生まれつきの頭蓋骨の構造などから、血流が悪くなりやすい人も少なからずいて、そういった人は生え際が後退したり、いわゆるM字ハゲになったりしやすいです。

 

フィンジアには血流改善効果のある成分としてビワ葉エキスセンブリエキスなどが配合されています。

確かに血流改善効果のある成分が入ってはいますが・・・・

結局、濃度が不明なので、どこまで効くのか・・・

という感じですね。

 

あと、ゲートアクセス理論のキー成分として配合されているカプサイシンですが、これには血流改善効果があります。

(カプサイシンによって毛穴が開いて成分が浸透しやすくなるという理論に対しては懐疑的ですが)

僕も実際使ってみていて、フィンジアを塗ったあと、頭皮がカーーッと熱くなるような感覚を何度か感じたことがあります。多分、あれはカプサイシンの作用です。

 

ピディオキシジル×成長因子に期待!

フィンジアはミノキシジルと類似構造をもつピディオキシジルも配合しています。

ミノキシジルと構造が似ているということで、ピディオキシジルもミノキシジルと同レベルの効果が期待できます。

ただ、ミノキシジル自体が臨床試験データ上は、生え際やM字部分には効かないということになっています(´・ω・`)

ということは、ピディオキシジルでも生え際を回復させるのは難しそうなんですが・・・

 

一方、キャピキシルはアセチルテトラペプチド-3という成長因子を含んでいます。

このアセチルテトラペプチドははっきり生え際に効くというデータはないものの、毛髪の成長シグナルをミノキシジル以上に増加させることが分かっています。

ミノキシジルやピディオキシジルでダメでもアセチルテトラペプチドなら・・・という期待はできるでしょう。

 

さらに、ピディオキシジルと成長因子には相乗効果があると言われていて、実際、キャピキシルとピディオキシジルをダブルで配合した眉毛用育毛剤は、ネット上でも「生えた!生えた!」と評判になりました。

こういった最新の育毛成分に関しては生え際への効果のデータは無いものの、配合成分の作用機序や評判を考慮すると生え際にも効果が期待できそうです。

あと、「フィンジアは医薬部外品じゃなくてただ化粧品だから効果はない」と言っている人もいますが、この医薬部外品や化粧品の分類は形式的なもので、医薬部外品の方が効果が高いというわけではありません。こういった法律上の分類ではなく、エビデンスを元に効果を判定していく姿勢が重要だと僕は思います。

 

生え際への対策として効果的なのは・・・?

ヘッドマッサージ個人的には生え際に対しては

頭皮マッサージを入念にやった方が良いのでは?

という気がしています。

 

なぜなら、はっきりエビデンスがでているので。

マッサージの発毛効果についてはこちらの記事で解説した通りです。

頭皮マッサージ・毛髪増加率6%の手法

 

ちゃんとやれば、毛髪密度は6%程度増加することが確認されています。

生え際に対してどの程度効果があるのかは研究報告では言及されていませんが、

生え際からM字にかけては特に血流が悪くなりやすいことを考えると、マッサージの効果が逆に出やすいのでは?と個人的には思っています。

なので、育毛剤だけに頼らずに念入りにマッサージもしておいた方が、生え際の回復にはつながりやすいのではないかと。

 

まとめ

上にも書いた通りなんですが、フィンジアの生え際・M字への効果については、

確率は低いものの、
人によっては効くのでは?

と考えています。

加えて、

単純に育毛剤に頼るのではなく、頭皮マッサージなども組み合わせていくことで、回復の確率は上げて行けるんじゃないかと、個人的には考えています。

 

フィンジアの効果や副作用、使い方、価格、オトクな購入方法などはこちらの記事で詳細にレビューしています。

参考にしてみてください( ´∀`)bグッ!

【写真あり】フィンジアで髪が生えるのか!?徹底検証!