【告発】アカツメクサ花エキス(ビオカニンA)の育毛効果を徹底検証!

※2017年8月18日更新

どうも、若ハゲ番長です。

今回はキャピキシルの主成分の一つであるアカツメクサ花エキス(ビオカニンA)の育毛効果について検証していきたいと思います!

ぜひ、チェックしてみてください( ´∀`)bグッ!

アカツメクサとは?

アカツメクサとはマメ科の多年草で、クローバーの一種です。

西洋ではレッドクローバーと呼ばれ、ハーブとして古来から使われてきました。

明治時代に牧草として西洋から持ち込まれ、全国に広まった外来種です。

 

ちなみに、僕の実家は超田舎なので、道端にアカツメクサが普通に生えてます。

取り放題です(笑)

 

アカツメクサ花エキスの特徴は豊富なイソフラボン

アカツメクサ花エキスの特徴は何と言っても豊富なイソフラボンを含むことです。

一説によると最大で大豆の20倍ものイソフラボンを含むともいわれています。

 

AGA(男性型脱毛症)はテストステロンが変化したDHT(ジヒドロテストステロン)が原因になって発症します。

イソフラボンは女性ホルモン(エストロゲン)に似た作用があり、このDHTを抑制する効果が確認されています。

イソフラボンの育毛効果についてはこちらで詳しく解説しています。

イソフラボンの育毛効果まとめ

 

アカツメクサ花は主に

[deco_bg image=”marker-p” width=””]フォルモノネチン
ビオカニンA[/deco_bg]

というイソフラボンを含みます。

この2つは大豆イソフラボンと比べて、非常に体内に吸収されやすいと言われています。

また、

[deco_bg image=”marker-p” width=””]ダイゼイン
ゲニステイン[/deco_bg]

など、大豆と同じイソフラボンも少量含んでいます。

 

特にビオカニンAはDHT抑制作用が詳しく調べられているので、以下で詳しくデータをみていきましょう

ビオカニンA構造式

ビオカニンAのDHT抑制効果

培養細胞にビオカニンAを添加した時に、5αリダクターゼの活性がどう変化したのかを調べた実験結果が以下です。

5αリダクターゼは男性ホルモン・テストステロンを薄毛の原因物質DHTに変換する酵素です。

5αリダクターゼにはⅠ型とⅡ型があり、特にⅡ型は頭皮や前立腺など限られた場所にのみ存在するので、薄毛との関わりが深いと考えられています。

5αリダクターゼの働きを阻害できれば、結果としてDHTが減って、薄毛の改善にも効果的だと考えられるわけですが・・・

※比較されているEGCGというのは、ポリフェノールの一種です。

見ての通り、ビオカニンAは何もしなかった場合と比べても、EGCGを添加した場合と比べても、大幅に5αリダクターゼの活性を低下させています。

Ⅱ型だけでなく、Ⅰ型の活性も大きく低下しているのもポイントです。

(ちなみに、5αリダクターゼの阻害剤として有名なフィナステリドはⅡ型しか阻害しません)

 

培養細胞で行われた実験なので、生体内でも同じ事が起こるとは限らないのですが、イソフラボン全般に臨床でDHTの抑制効果が確認されていることを踏まえると、ビオカニンAのDHT抑制効果は一定以上信頼できると言っていいでしょう。

 

キャピキシルはアカツメクサとアセチルテトラペプチドで攻めと守りを両立

最近は配合している育毛剤も増えてきたので、ご存知の方も多いかもしれませんが、キャピキシルはこのアカツメクサ花エキスアセチルテトラペプチド3という成長因子をミックスしたものです。

 

アカツメクサ花エキスにはこのようにDHTを抑制する効果があります。

それで脱毛抑制効果を期待されて、キャピキシルの成分の一つになっているわけですね。

 

一方でアセチルテトラペプチド3の方は、毛母細胞に成長を促す作用があります。

と、このように、キャピキシル1つで攻めと守りを両立させる配合になってるということです。

 

一時、ミノキシジルの3倍の効果!??と話題になりましたが、おそらく3倍は言い過ぎではないのかというのが、僕の見解です。

しかし、臨床試験にて育毛効果がはっきりと確認されている数少ない成分で、僕も注目しています。

キャピキシルについてはこちらの記事で詳しく解説しています。

キャピキシル徹底検証

 

サプリやハーブティーとしても売ってます

ちなみに、アカツメクサはキャピキシルに配合されるだけでなく、ハーブティーやサプリとしても売れられています。

普通にアマゾンで買えます

アカツメクサ(レッドクローバー)ハーブティー

アカツメクサ(レッドクローバー)サプリ

※キャピキシルは基本外用の育毛剤に配合されますが、こちらは内服用のサプリです

 

ただし、ハーブティーに溶け出してくるイソフラボンの量は微々たるものなので、あまり効果は期待しない方が良いでしょう。

ハーブティーが好きな人はどうぞ、という感じです。

 

また、サプリの方もアカツメクサが数百mg入っているだけなので、イソフラボンの含有量に換算すると微々たるものです(大豆の20倍だったとしても、せいぜい数mg)

なので、育毛という観点からいくと、イソフラボンそのものが入ったサプリを飲むか、豆腐を食べた方が良いと思います(笑)

 

さらに余談ですが、アマゾンでは種も売ってるので、家庭菜園で育ててみるという手もあります(笑)

収穫して乾燥させればハーブティーにできます。

うまくエキスを抽出できれば、頭に塗ってみても良いかもしれません。

ちなみに、摘みたてをそのまま食べると全然美味しくないです(経験者は語る)

 

まとめ

アカツメクサ花エキスについてまとめると

[deco_bg image=”marker-p” width=””]イソフラボンを豊富に含む
中でもビオカニンAはDHT抑制効果が検証されている
キャピキシルの構成成分
サプリやハーブティーから摂るのはちょっと微妙[/deco_bg]

という感じですね

参考になれば幸いです(*´ω`*)