ミノフィナは耐性で効かなくなるのか?

どうも、若ハゲ番長です。

前々から質問はよくあったんですが、最近、コメントでも話題になったので、今回はミノキシジル・フィナステリドの耐性について取り上げてみようと思います。

ミノフィナを飲み続けると効かなくなるという噂は本当なのか!?

僕なりに検証してみましたので、ぜひ、参考にしてみてください( ´∀`)b!

 

ミノフィナは飲み続けると耐性ができるのか?

ミノフィナの耐性、って何?という方のために説明しておくと、ミノフィナを飲むと最初は生えるものの長期間飲み続けているとだんだん効かなくなって、薄くなってくるという噂があるんですよね。

これをネット上ではミノフィナの耐性だと囁かれているわけです。

 

結論から言うと、僕はAGA治療薬に耐性がつくことはないと思っています。

確かにネット上には「ミノフィナに耐性ができた」と主張する人もいますが、それと同様に何年もミノフィナで維持出来ているという人も多いです。

中には10年以上、ミノフィナで維持できているという人もいました。

僕自身も断続的にミノフィナを飲んでいるけど、耐性のようなものを感じたことはないです。

あと、医学的な公式見解としてはミノキシジル・フィナステリドに耐性がつくことはない、ということになっているのも大きな理由です。

 

そんなわけで僕はミノフィナに耐性はないと思っているわけですが・・・

結局、ネット上で耐性ができた、できなかった、という話をしても統計処理ができないので、検証のしようがありません。

(ミノフィナを飲み始めたあとに薄くなってきたとしても、それが耐性によるものなのか、他の原因によるものなのかがわからない)

僕の感覚としては、耐性ができた、と主張している人たちは他の原因で薄くなっているだけなんじゃないか、という気がしています。

でも、それは僕が”思っている”というだけなので、議論をしようとしても水掛け論にしかなりません。

 

番長はミノフィナの可能性を追求すべきか?

前回前々回あたりの記事に対して様々な意見がありました。

一つ、確かにそう思っている人も少なからずいるだろうな、と感じたのが「もっとミノキシジルとフィナステリドの可能性を追求すべきだ」という意見です。

しかし、僕はこれ以上ミノフィナについて深く探求する気はありません。

というのも、ミノフィナはどこまで行っても髪を生やすだけの方法で、応用範囲が狭すぎるからです。

 

ミノフィナにある細かい欠点(仮に耐性があるとすれば、耐性など)を克服したところで、それは髪を増やすこと以外の役には立たないし、飲み続けなければいけないという点は改善できない。

 

加えて、前にも記事でちょろっと書きましたが、近年、再生医療が目覚ましい速度で発展しています。

僕は遅くとも10年以内には再生医療による薄毛の根治が可能になると予測していますが、再生医療による治療が出てきた時に、ミノフィナって一体なんだったの?って話になるんですよね(;´∀`)

「過去の遺物」的な扱いになることは間違いないです。

そんな過去の遺物になるとわかっているものを全力で研究しようとしてもあまり意味がないんじゃない?と僕は感じてしまいます。

 

ならば、ミノフィナは再生医療が世に出てくるまでの「つなぎ」だと考えた方がいい。

僕はその「つなぎ」ついて全力で研究しようという気にはならない。

もっと将来にわたって役に立つような情報をお伝えしたいという気持ちの方が強いです。

 

というかミノフィナについてはこれまで散々やってきたわけで(笑)

80%以上の人がミノフィナを使えば(多少の副作用のリスクがあるものの)満足できるレベルで発毛できる。

それくらいわかってれば十分なんじゃないかと。

 

もちろん、それを研究したいという人は自由にやったらいいと思います。

ただ、その先にあなたの幸福があるのかどうかをよくよく考えて欲しいですね。

その上でやりたいというのならやってみた方がいいでしょう。

少なくとも僕には興味が持てないのでやりません。

 

こう書くと「番長はミノフィナを否定するのか!?」とか言う人が出てきそうなんですが、否定はしていません。

むしろ、有用性は嫌というほど理解してますし、高く評価しています。

だた、これまで嫌というほどミノフィナについては研究し実験してきたので、これ以上アレやコレや調べるのには乗り気になれない、ということです。

一応、勘違いする人がいるといけないので、念のため。

 

で。

じゃあ、将来にわたって役に立つような情報、ってなんなの?って話なんですが、ぼくはそれが健康法だと思っています。

身体を健康に保つことで、薄毛になるリスクは減らせるし、ついでに病気になるリスクも大幅に減らせるからです。

 

薄毛は遺伝だから仕方ない?体はどの程度遺伝子に支配されているか?

「薄毛は遺伝だから健康に気をつかったところで意味が無い」

という話もチラチラほら聞かれますが、というか僕も昔はそう思っていたんですが、最新の研究結果の示唆するものは違います。

人間は全て遺伝子によって決められているので、一度生まれてしまったらその後で運命を変えることはできない、みたいな話が遺伝子が発見された当初はまことしやかに囁かれていたわけですが、最近この考え方は誤りであることがわかってきています。

 

人の一生を決めているのは

生まれか?育ちか?

つまり、

遺伝か?環境か?

この二者択一はナンセンスで、最も正しい答えは『両方』です。

遺伝による影響は30%程度で、残りは生活習慣や環境で決まる

というのが、多くの科学者の間で一致をみている見解です。

 

そうなると、

薄毛の原因のうち30%は遺伝であり、残りの70%は生活習慣で決まっている

ということになります。

もちろん、遺伝の影響が30%というのは一般論なのでそのまま薄毛について当てはまるとは限らないのですが、僕はそう外れてはいないだろうと感じています。

 

薄毛への遺伝の影響はどの程度?

僕の中のイメージとしては、「ハゲやすさ」が遺伝によって決められている、という感じです。

説明しやすくするために『ハゲやすさ指数』というものを導入してみましょう。

このハゲやすさ指数は遺伝によって決まっていて、数字が大きい人ほど遺伝的にハゲやすいことを示します。

また、遺伝によって決まっているので、一生変わることはありません。

 

このハゲやすさ指数に『環境因子』を掛け合わせることで、その人がハゲるかどうかが決まります。

環境因子が大きければ大きいほど、その人の生活習慣に問題があり、不健康であることを示します。

 

便宜上、この掛けあわせた値が100を超えると髪が薄くなる、ということにしましょう。

例えば、

ハゲやすさ指数2×環境因子30=60

だと、この人はハゲない。

ハゲやすさ指数5×環境因子30=150

だと、この人はハゲる、

という感じです。

 

さてさて、日本の田舎にとある3人の男性がいました。

[deco_bg image=”marker-p” width=””]

Aさんはハゲやすさ指数 0

Bさんはハゲやすさ指数 3

Cさんハゲやすさ指数 7

[/deco_bg]

だとしましょう。

 

Aさんの場合

Aさんはハゲやすさ指数0,つまり、遺伝的にハゲない人です。

元々ハゲるリスクがゼロなので、どんなハチャメチャな生活をしててもハゲることはありません

環境因子がどんな数値であれ、ハゲやすさ指数がゼロなので、環境因子が50になろうが、100になろうが、ゼロに何をかけてもゼロ、ということです。

 

ホームレスで明らかに生活環境は悪いはずなのにフサフサの人っていますよね?

ああいう人が、ハゲやすさ指数0ということです。

こういうAさんのような人は薄毛の悩みとは基本的には無縁です。

もちろん、むちゃくちゃな生活をしてたらハゲなくても、病気になるリスクは高くなりますが・・・(;´∀`)

 

Bさんの場合

次にBさん。

彼はハゲやすさ指数3、つまり、遺伝的にはげにくい人ということになります。

彼は健康に生活している分にはハゲることはありません。

環境因子が10くらいだと

3×10=30

なので、びくともしません。

ちょっと不健康になって環境因子が20くらいでも

3×20=60

で、平気です。

 

しかし、生活習慣が極端に乱れてきて、体が弱ってくると、だんだん髪が薄くなってきます

環境因子が40くらいまで悪化していくと

3×40=120

で、アウトということになります。

 

遺伝的にハゲにくくても極端に不健康だとハゲてしまうというわけです。

そして、おそらく僕はこのタイプです(;´∀`)

 

Cさんの場合

最後にCさん。

彼はハゲやすさ指数7、つまり、遺伝的にハゲやすい人です。

彼の場合、小さな生活習慣の乱れでも、髪に影響が出ます。

ちょっと生活習慣が悪化して環境因子が20まで悪化すると、

7×20=140

ということで、髪が薄くなってしまいます。

Bさんの場合は環境因子が20でもハゲませんでしたが、Cさんの場合はハゲてしまいます。

これが遺伝による差です。

 

しかし、逆にCさんも十分に健康な状態で、環境因子が10でとどまっていたとしたら

7×10=70

なので、これならハゲません。

つまり、遺伝的にハゲやすい人でも十分に健康に気をつけていれば、薄毛は防ぐことができる、ということです。

 

日本人の遺伝的特質

あくまで僕の感覚ですが、日本人の内

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20%がハゲない人

60%がハゲにくい人

20%がハゲやすい人

[/deco_bg]

くらいの割合ではないかと思っています。

 

ミノフィナでも生えない場合って?

ミノキシジル、フィナステリドなどのAGA治療薬がどういう役割を果たしているのかというと、本来遺伝によって決まっていて変わることのない『ハゲやすさ指数』を無理やり下げている感じです。

遺伝的に”ハゲやすい”人を”ハゲにくい”のレベルまで持っていく、と言い換えても良いかもしれません。

 

例えば、上に出てきたCさんがミノフィナを使用するとハゲやすさ指数が7から4になるイメージです。

なので、本来なら環境因子が20でもハゲているはずですが、ミノフィナを飲んでいる場合

4×20=80

なので、ハゲないで済むというわけです。

 

ミノフィナで生えない場合がいかなる状況かはもうおわかりでしょう。

Cさんがミノフィナを飲むことでハゲやすさ指数が4に下がったとしても、不健康な生活のせいで環境因子が30まで悪化していたとしたら、

4×30=120

で、アウトということになります。

 

つまり、ミノフィナでも生えない場合というのは

遺伝的にハゲやすく、かつ、生活習慣に問題がある

というヤバイ条件を2つとも満たしてるのではないかと、僕は思っています。

基本的にはミノフィナで生えますからね(;´∀`)

あるいは、ハゲにくい体質だけど、極端に不健康であるとか、そういうパターンかと。

 

ハゲやすさ指数で『耐性』を考えなおすと・・・

「ハゲやすさ指数」を用いた方法でミノフィナの耐性について考えてみましょう。

ここではまたCさんに再登場してもらいます。

 

ミノフィナを飲む前はハゲやすさ指数7、環境因子20で

7×20=140

となり、髪が薄くなってきました。

 

そこでCさんはミノフィナを始めます。

すると、生活習慣を改めなくても、ハゲやすさ指数が4に下がるので、

4×20=80

になり、薄毛は治って髪が生えてきます。

 

しかし、1年後、仕事環境が変わってストレスから暴飲暴食に走り、環境因子が40まで悪化したっとします。

こうなると、ミノフィナを飲んでいるのでハゲやすさ指数は4ですが、

4×40=160

になって、再び薄くなってしまいます。

 

つまり、

ミノフィナが効かないとか、ミノフィナに耐性がついてきたとか言う話がネット上ではチラホラと聞かれますが、僕が思うに

[deco_bg image=”marker-p” width=””]ミノフィナに耐性がついた=飲み始めてから健康状態が悪化したせいで薄くなった[/deco_bg]

ということなのではないかと。

 

健康には気をつけているよ!でも薄くなったんだよ!

さてさて、

ここまでハゲやすい遺伝子を持っていても、健康に問題がなければ薄くはならない、という話をしてきました。

しかし、

健康には気をつけているよ!でも薄くなったんだよ!

という人もいると思います。

 

これは仕方ない面もあって、というのも

世の中に出回ってる健康法のほとんどが科学的に根拠がないか、科学的に誤っている

からです。

 

低脂肪食が体に良い、とか科学的には全くのデタラメですからね(苦笑)

健康に気をつけている、といっても基準にしている健康法が間違っていたら元も子もありません。

逆に、正しい健康法さえ実践できれば、髪も生えてくる、と僕は考えています。

僕が1年以上ミノフィナなしで頭髪を維持できていたのも、ベースにはこの正しい健康法があったからだと思ってます。

 

そんなこんなで、これからは健康法に関する講座をやっていこうと思っているところです。

例によって頑張って準備しておりますので、

待て、続報∠( ゚д゚)/

 

ではでは、

今日も最後まで読んでくれてありがとうございました。